Kotlinをはじめよう

これからは「Kotlin」の時代!

Kotlinの求人事情

求人の特徴は?

Kotlinの求人事情を見ていきましょう。Javaの後継として注目を集めるプログラミング言語ですが、実際のところはどうなのでしょうか。

求人や案件の数

求人や案件の数

現状、Kotlinの開発案件数はそこまで多くありません。ある程度の数はありますが、Javaに比べればまだまだ少なく、これは登場してから間もないプログラミング言語であることが大きな理由として挙げられます。Kotlinはリリースから10年程度しか経っていないプログラミング言語です。そのため、Kotlinを使える優秀なITエンジニアの絶対数が不足しており、人材を求める企業は歓迎案件として求人を出しています。傾向としては、JavaやAndroidアプリ開発の経験を必須とした上で、Kotlinのスキルを有する人材を優遇するケースが多いようです。Javaの経験があれば、Kotlinを学習するのはそこまで苦ではありません。入社してからスキルを身につければいいと考えている企業も多いです。

求人を出している企業の傾向

簡単にコードを書けて、かつエラーを未然に防げるといった特徴のあるプログラミング言語であるため、スタートアップやベンチャーなどのスピード感を重視した成長企業の求人が多いです。また、常に新しい技術を導入し、技術力に定評のある企業がKotlinを採用しているため、開発案件はこれから増加していくことが予想されます。

実務経験がカギになる

上記で説明した通り、Kotlinに関連する求人は実務経験が重視される傾向にあります。そのため、実務経験がないITエンジニアがいきなり案件を獲得するのは難しいでしょう。逆にいえば、実務経験さえあれば案外スムーズに案件獲得、あるいは転職することができるかもしれません。これは、Kotlinの学習コストが低いため、他のプログラミング言語の経験があれば容易にスキルを習得できることが関係しています。特にJavaを使った開発経験を持つITエンジニアであれば、現時点でKotlinが未経験だったとしても採用される可能性が高いです。

高年収を狙うのであれば

Kotlinを採用している企業ならスキルに応じて収入が高くなるのは間違いありませんが、開発工程に特殊な作業が発生するわけではないので、Kotlinのコーディングスキルだけで年収を伸ばし続けるのは難しいでしょう。そのため、高年収を狙うのであれば上流工程をこなすスキルやマネジメントスキルが必要です。また、Androidアプリ開発に用いられるプログラミング言語なので、SDKやSwiftのスキルがあればiOSにも対応できる優秀なITエンジニアとしてあらゆる現場で活躍していくことができます。